山形テキスタイル雑記@真室川さなぶり手仕事まつり

夕べ、遅くに山形県真室川町で開催された「真室川さなぶり手仕事まつり」の出店を終えて無事帰宅しました。
真室川駅と駅前商店街全長300mくらいの会場に参加店舗も飲食店も入れて100店以下のお店が出店されて、山形県外以外の出店者は神奈川県、福島県、宮城県そして新潟県が各1名づつくらいらしい本当にこじまりとした、しかも私は屋内出店ということもあってのんびりさせてもらったけれど有意義な2日間(実際は3日間)を山形で過ごしてきました。
お買い上げお立ち寄りいただいた皆様ありがとうございました。
地元スタッフの皆様お世話になりました。
ありがとうございました。

まずは金曜日、前日搬入に向かう途中、3月はまだ道が冬季閉鎖中でたどりつけなかった「関川しな織センター」にようやく立ち寄ることができました。

関川を目指して鼠が関あたりから脇道に入る道はどんどん細く暗くなっていって…運転もどんどん不安になっていく先にようやく「関川しな織センター」がありました。
今回は無事訪ねることができました!
お邪魔したら昨年山形駅のイベントの折りにしな織コースター体験でお世話になったスタッフの方がアテンドしてくれたり、展示されている品々も普段見かける平織りの科布ばかりではなく紋織りだったり編みで作った作品もありでおもしろかったです。
ちょうどセンター脇に植えられていた科の木の花が咲いていました。
科の木をはじめて認識したけれど…実は家の近く山林にも生えているのかな?

科の木の皮
科布の服
組織織の科布
科の花
科の木

そしてしな織りセンターの後の「さなぶり手仕事まつり」でも「タフテング」と「spiber」という染織(繊維)関連の新しワードに出会いました。

タフテングというのがこちら

銃みたいな道具を使って毛糸などの太糸を布に打ち込んでいって絨毯みたいな作品を作る技法のことらしく初めて見ました。
そういえば山形には有名な絨毯工場があるのでその流れなのかと思ったら、そうゆうことでもなくコロナ禍で家で楽しむクラフトということで世界的に流行しているそうです。知らなかった~

あと「spiber」鶴岡市にあるバイオ繊維メーカーの名前で「brewed protein」を使ったsustainableな最先端の繊維を開発している会社だそうです(具体的にはなんのことやらなんですが)
そこの外国の女性スタッフが3人連れで手仕事まつりに遊びに来ていて、それを知りました。

そう考えれば山形県には繊維(染織)関連の世界的にもオンリーワンの会社がいくつもあってすごいな!と今頃ようやく再認識しました。